サイレース

  • 2019.03.27 Wednesday
  • 15:38

 こんにちは。ベタの「あかモン」です。人面魚ではありません。

 

 

 卒業生と先生たちとの対談『第9弾』です。今回お話をしてくれたのは、鶴岡南高等学校を卒業した齋藤卓(たく)君です。さっそくこの面白い人の話を聞いてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生:進学先を教えてください。

卓くん:東京大学 理科一類です。

先生:大学でどのような勉強をするんですか。

卓くん:プログラミングやアルゴリズムの勉強です。他にも様々なことを広く学べると思ったので、この進路を選びました。

先生:将来すすむ道はだいたい見えていますか。

卓くん:まだはっきりとは決めていないのですが、ロボットとかAIの研究かなと。

先生:何歳から水泳を始めましたか

卓くん:5歳からです。丈夫な体づくりのために始めました。

先生:印象に残っていることを教えてください。

卓くん:中学2年生の時にメドレーリレーで、春の全国JO(ジュニアオリンピック)に出場したことです。それと中学3年生の時の東北総体で、100・200mバタフライでベストを出したことと、高校3年生の時の国体予選で、50m自由形でベストを出して優勝したことです。

先生:ベストが出たレースはやっぱり印象が強いですか。

卓くん:はい。東北総体は中学時代で1番満足のいくレースができましたし、国体予選は高校で1番良かったですね。

先生:勉強と水泳の両立方法や、実践していた事などを教えてください。

卓くん:2つの事を同時に頑張るのは苦手なので、「今は水泳を頑張る時」「今は勉強に力を入れる時」という感じで適宜スイッチを切り替えていました。はっきりと期間を決めていたわけではないですが、「やらなきゃいけないからやる」のではなく、気分的にやりたい方に力を入れて、やりたくない時はやらないという感じです。

先生:東大現役合格って凄いんですけど、なんか噂では、勉強しないでポケモンGOばっかりやってるって聞いたんだけど(笑)

卓くん:ははは。ポケモンやってましたね、本間先生と(笑)

先生:周りの友達も「卓、勉強してませんよ〜」って言ってたけど、さすがにそれは無いでしょ。

卓くん:勉強は・・・他の人よりは確かに少ないかな〜と思っていましたが、習慣にはなっていたと思います。受験が終わって、けっこうゲームとかしたんですけど、何か違うな〜と。今また勉強しろって言われたらできるな、と思ったので、まあ習慣になるくらいはやってたんだなと、後から振り返って思いました。ポケモンばっかりではないです(笑)

先生:水泳をしていたことが、何か勉強に役立ったと思いますか。

卓くん:水泳と勉強は似ている所があると思います。例えば球技とか団体競技は、相手がいて、その「相手と対戦する」というやり方だとすれば、水泳は「自分自身の戦い」です。それを経験していたので、勝負することに慣れていたというのはあると思います。そのことが、試験での勝負強さに繋がったと思いますね。

先生:なるほど、そういう見方ねぇ。色々な面で、思い通りにいかない事もあったと思いますが、どんな考え方でいましたか。

卓くん:何かに挑むチャンスは人生にいくらでもあるので、ここで結果を出すことが全てじゃないと、割り切っていました。

先生:今悩んでいる選手がいるとしたら、何と言ってあげたいですか。

卓くん:様々な選択に迫られ、どれが正しいのか迷うこともあると思いますが、終わった後に「楽しかった」「満足した」と言えれば全て正解です。あまり深く考えず、自分のした選択に誇りを持って前向きに頑張ってください。

本間先生:卓の再レースの話、大好きなんだよなぁ〜。(卓君笑っている)

先生:同タイムとかで?

卓くん:高校2年の時、9月の県新人で100mバタフライに出場したんですけど、自分の次のレースがバック(背泳ぎ)で、バックストロークレッジ(*背泳ぎのスタート補助装置で、前のレースが成立した後に競技役員が設置するもの)が・・・

本間先生:まだレース中なのに、役員の人が間違えて卓のレーンだけバックストロークレッジをプールに入れちゃったんですよ。それで、卓がバタフライでターンしようとしたら、んん?何かある?ってなって

先生:レース中にそんなことってあるぅ?(先生達 爆笑)

卓くん:でも最後までちゃんと泳ぎましたよ。

本間先生:それで、後から卓1人で再レースをする事になって、しかも電光掲示板にカタカナで「サイレース」って表示されていて、はじめて見る表示に、会場爆笑!

先生:会場の全員が卓に視線を注いでいたわけだ!

本間先生:4番に入れば東北大会出場という所で、1回目のレース時点では5位だったんですよ。それでサイレースの時、なぜか会場にいるみんなが卓を応援する感じになって、他のクラブの選手もみんな応援してくれて。

先生:それでサイレースはどうだった?

卓くん:4番に入りました!

先生:おぉ〜〜〜!!!東北!

本間先生:しかも東北大会でもベスト出しましたからね(卓君ひたすら笑っている)

先生:「持ってる」としか言いようのないエピソードだ。

本間先生:サイレースの後「東北出場きめちゃって、ごめんなサイ」ってツイートしてましたよ(笑)

先生たち:ほんと、凄い人だな〜卓は。

本間先生:この話めちゃ大好きなんだよな〜(笑)

卓くん:これからも人を笑わせられるように頑張ります。

先生:ちびっ子たちにメッセージをお願いします。

卓くん:自分を信じて頑張れ!!

先生:サイレースの話からのこのメッセージは、尚更説得力あるねぇ(笑)卓に憧れている後輩たちにメッセージをお願いします。

卓くん:むしろ僕が憧れるすごい後輩ばかりですが、今後より一層大きく成長することを期待しています。

先生:今後の目標、決意をどうぞ!

卓くん:これからもいろんな事にチャレンジし、大学生活を楽しみたいと思います。

 

 

 卓君、ありがとうございました。ユーモアがあって「やるときはやる」卓君。色々なことを楽しみながら取り組んでいけると思います。雨を避けながら歩けることも、先生たちは知っていますよ。またいつでも遊びに来てください。これからもずっと応援しています!

 

 


 

 9回に亘り連載してきました、卒業生と先生たちとの対談、いかがでしたか!小さい頃から頑張ってきた生徒さんたちが、成長して旅立ちの挨拶に来てくれるというのは、とても感慨深いものですね。それぞれが選んだ道に進む、昂然たるその姿を見送る先生たちの表情もまた嬉しげで、ぼくは涙があふれ出ました。長年のご家族の協力があっての事ですので、感謝の気持ちを忘れず、これからもみんな元気に頑張ってください。先生たちと一緒にずっとずーっと応援していますよ!

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